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2014年7月25日

HCII2014 参加報告

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|◆ HCII2014
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小山純平(京都工芸繊維大学)

 2014年6月22日から27日にかけて,HCII2014(Human Computer Interaction
International)が,ギリシャはクレタ島のCreta Marisで開催された.学会会場で
あるCreta Marisは海に面したホテルで,プライベートビーチやプール,テニス
コートがあり,バカンスを楽しむ観光客が多く見受けられた.
今回のHCIIは,22日から24日の午前までTutorials Dayとなっており,24日の午
後からはJames R. (Jim) Lewis氏のKeynoteが行われた.Keynoteは,コンピュータ
を利用した作業環境の歴史を交えた,ユーザビリティ評価法についての講演であっ
た.Keynoteの後にはレセプションパーティが開催され,美味しいギリシャ料理を
楽しめた.また,ギリシャの伝統的なダンスショーも催され,目と耳でもギリシャ
を堪能することができた.
 25日から27日はParallel sessionsとPosters Sessionが行われた.Parallel
sessionsでは,医療からユーザビリティに関する研究まで,多岐にわたる発表がさ
れた.例えば,認知症患者の人が薬を飲み忘れないように,飼い犬に薬ケースとア
ラームをセットすることで,アラームの嫌悪感を与えずにリマインドする研究が
あった.また,”Touching the past: Haptic Augmented Reality for Museum
Artefacts”というタイトルで,博物館の展示物に触れられるARシステムに関する研
究がBest Paper Awardを受賞した.自分の研究分野だけでなく,様々な分野の研究
発表を聞くことができ,非常に意義がある3日間であった.
 私たちは,選択肢をライフログとして保存し通知を行うことで,意思決定支援を
行うシステム『選択肢ログ』についての口頭発表を行った.質疑応答で頂いた質
問・コメントにより,システムの改善点や今後の課題について再認識をすることが
でき,非常に良い経験になった.
 今回,HCII2014という国際学会に参加して痛感したのは,口頭発表や質疑応答だ
けではなく,コーヒーブレイクやレセプションパーティ等で研究者の方々と交流す
る際の英語能力の重要さだった.今後はより英会話能力を向上させ,機会があれば
またこのような国際学会に参加したいと思っている.次回のHCII2015は,アメリカ
はロサンゼルスでの開催が予定されている.
公式サイトURL: http://www.hcii2015.org/

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